2015.09.07(月)

今年の興屋聖が完成しました。

五穀に稲霊が宿るのを100日間祈り続ける松聖の冬の峰。その五穀の入れ物となる「興屋聖」が、今年も手向在住の芳賀誠さんによって2体作られました。

芳賀さんの祖父と父は羽黒山三神合祭殿などの茅葺き屋根を手がけた葺師で、興屋聖の作り手でした。芳賀さんもその技を受け継ぎ、30年ほど前から作り続けています。

完成した新たな興屋聖のデビューは、9月24日の弊立祭。その後は今年の松聖二人によって、大切に大切に守られていきます。

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