2020.01.03(金)

本年も松例祭が無事斎行されました。

本年は例年に比べても特に降雪が少ない年末となりました。国の無形重要民俗文化財の「大松明引き行事」は庭上に一定の積雪を必要とする為、ぎりぎりまで出羽三山神社においては月山からの雪の運搬の検討がなされました。
しかし30日の早朝になると、三山大神様のご加護もあり、俄かに羽黒山頂に降り始めた雪は、庭上を瞬く間に白く染め、いよいよお祭りの準備が整いました。
お祭り本番となる大晦日から元旦にかけてはその雪の勢いも弱まり、午後3時からの綱まきを皮切りに多くの観衆、参拝者に見守られながら、各神事が深夜過ぎまで滞りなく進みました。
最後に両松聖によって穀霊の宿る五穀の種が補屋の土間に蒔かれ、無事全ての神事が終了し、本年も松例祭が幕を閉じました。

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